先週からお預かりしておりました Porsche 997 が完成しました。
今回のトラブルは、バッテリーを新品に交換してもセルモーターの回りが非常に遅いという症状。
点検を進めていくと、セルモーターの交換歴はなく、オルタネーター、セルモーター、バッテリーをつなぐメインケーブルにも抵抗が出ていることが判明。
さらにエンジンルーム内には、小動物が入り込んだ痕跡もあり、かじられている可能性もあるため、セルモーターとあわせてメインの電源ケーブルも交換することになりました。
このメインケーブル、簡単に交換できるかと思いきや、まったく手の入らない場所を通っており、かなり大変な作業でした。
エンジンとミッションを少し下げ、内装もかなり分解しながら作業。
本来であればダッシュボードも外したくなるような構造でしたが、何とかダッシュを外さずに交換することができました。
外したメインケーブルの接続部分はかじられた跡はありませんでしたが、焦げたような状態になっており、交換部品は対策品に変更されていました。
エンジンルームを分解したついでに、小動物のフンなどもきれいに清掃しました。
さらに、運転席内側のドアレバーがパカパカして、ガラスが上まで閉まらないトラブルもありましたが、こちらもパーツ交換で無事に修理完了です。
メインケーブルの交換作業はメチャメチャ大変でしたが、交換後はセルモーターも元気よく回るようになり、ひと安心です。
997も年式的に、ケーブル劣化による電気系トラブルが増えてきているようです。
同じようにセルの回りが弱い、電気系のトラブルが多いというお車は、早めの点検・交換をオススメいたします。
この度はご入庫いただき、誠にありがとうございました。
















